鉄の物流のプロフェッショナル 丸吉ロジ株式会社

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やめるという決断の先に やめるという決断の先に

伝えたいこと 丸吉のこと

やめるという決断の先に

鐵人ブログ、3282日目です。

 

昨日のブログでは、「鉄の物流事業」への集中戦略の重要性についてお伝えさせていただきました。その中で私が最初に実行したことは「やめることを決めること」だったのです。その一つが当時の大きな事業の柱の一つだった「工事事業からの撤退」。当時は土木現場で使うような大型クレーンや杭打機、そしてショベルカーなどを数台所有し色々な工事対応を行っていました。しかし様々な環境分析や自社分析を行う中で、「工事事業からの撤退」という重大な経営判断をすることになったのです。

当時、工事部門に在籍していたメンバーにこの決断を伝えることは、私にとっても非常に心苦しく辛い経験となりました。しかし私は「鉄の物流事業」への強い想いを直接伝え、そこにいたメンバー全員がこの決断を受け入れてくれたのです(快くだったかどうかは別として)。工事部門にいたメンバーには鉄の物流業務への配置転換をお願いせざるを得ませんでしたが、その後は、鉄を運ぶドライバーになった人、鉄の作業や加工対応を行う人、鉄の管理業務や顧客対応全般を行う人など、現在の丸吉ロジの「礎(いしずえ)」を築く主要メンバーになってくれたのでした。

 

一般的に何かを「やめる」ということは、どうしても「マイナス面」ばかりに焦点が当てられてしまうものかもしれません。しかし会社を一つにまとめ同じ方向に進めていくためには、このような「やめる」という決断も時には必要なのだと私は信じています。

 

 

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