鉄の物流のプロフェッショナル 丸吉ロジ株式会社

鉄の物流、マネジメントなら鐵人(てつじん)集団、丸吉ロジへ。東日本を網羅する北海道、東北、関東の各拠点と、特殊シャーシやコンテナを使った幅広い輸送網でお客様のニーズにお応えします。

元気な内にバトンを渡す 元気な内にバトンを渡す

伝えたいこと

元気な内にバトンを渡す

鐵人ブログ、3588日目です。(残り65日)

 

「私の半生シリーズ 第十四話」。丸吉の本社で企画室の室長として新たな挑戦を推進していた私は、その後に常務取締役という役職を与えていただき、色々な経営の勉強をする日々を送っていました。その後の2008年10月1日、私は34歳の時に丸吉運輸機工株式会社(現 丸吉ロジ株式会社)の代表取締役社長に就任。経営者の世代交代としては相当早い「事業承継」が行われたと思います。ところで何故このような早い段階での事業承継が行われたのでしょうか?

当時34歳の私が社長になり得る能力や資質があったのか?と言われれば全くそうではありません。これは私自身が自分の能力の不足を一番よく分かっていたから間違いないかと(汗)。創業者に健康不安があったのか?と言われればこちらも全くそうではありません。当時65歳だった創業者は現役バリバリで、周囲の誰もが事業承継の話を全く信じてくれなかったそうですから(笑)。この事業承継が行われた時の気持ちを、創業者に聞いたことがあります。その答えが「自分が元気な内にバトンを渡しておきたかったから」「あなたが何か失敗しても自分がフォロー出来るから」というものでした。自分が元気に動ける間であれば、何か問題があってもサポートすることができる。そのような考え方の元に事業承継が行われたのですね。

 

現在私たち丸吉ロジでは来期に向かって、様々な部署で組織変更の準備を進めています。そのような中で組織を「変化させること」に対し、「まだ〇〇には早い」「もう少し自分がやらなければ」「事前の準備をしっかりやってから」といった、不安や心配の声、そして慎重な声があるのも事実です。しかし自分が持っているバトンを渡さなければ、次の世代の人はそれ以上前に進むことは出来ません。企業が成長発展していくためには「元気な内にバトンを渡すこと」が絶対に必要なのではないでしょうか。今日の教訓。「未来を見据えてバトンを渡していこう!」

 

 

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